当時の私は21歳の大学生でした。生活するために就職するか、独立するかで非常に悩みました。 いずれ就職することは可能と考え独立を決めたのちに事業内容でコンビニエンスストアを選択し ました。さまざまなチェーンに声をかけ最年少で契約できたのがローソンになります。

幼少の記憶で曾祖母が実家で煙草・文房具の雑貨店を営んでいました。個人事業主としての環境で 育ったこともあり人生を深く考える時期に独立を検討するだけの背景はあったと思います。

およそ1年半の名駅周辺でのローソンクルーを経験しながら、田んぼだった「この地」を農地転用 から埋め立てをして、地盤改良を行い1年かけて大笹組に建築してもらいました。

平成8年11月1日にクルー9名からスタートして今日まで19年間で216名のアルバイトと共に マチのほっとステーションを目指してきました。平成12年には酒販免許を取得して、駐車場で ドラえもんショーをおこなったり、平成17年には10年改装で駐車場を拡充して、土砂降りの中 プリキュアショーをおこなったり、須成祭、クリスマスなど大勢のマチの皆様とかかわることが できました。

店舗運営における最高の喜びは、マチと共に店舗もお客様も、自分も、クルーも同じ時間を過ごす ことにあります。そんな商売の原点をしっかり教えていただきました。

現在のコンビニエンスストアは小さな隙間でも出店を重ねます。ただ、ローソン蟹江インター東店の 自慢は暗かった通りに最初に明かりを灯したことです。

マチのほっとステーションになれていましたでしょうか？

20年の節目を前に、ローソン蟹江インター東店は閉店となりますが、この地から育てていただきま した店舗にてクルーと共に素敵な店舗造りに励みたいと考えています。お客様に心からお礼を申し 上げご挨拶とかえさせていただきます。 ありがとうございました。